途中解約のリスクとは?

学資保険に加入する際、すぐに解約することを前提に契約する人はいませんが、環境の変化や収入の減少などにより、やむを得ず解約に踏み切る人もいます。

このことを途中解約といいますが、途中解約にはリスクも伴います。

学資保険は積立保険ではありますが、途中解約した場合、支払った分の保険料総額を解約金として受け取ることができるとは限りません。各保険会社によっても、解約返戻金の金額や割合などに違いがありますので、その点をしっかりと理解しておく必要があります。

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一度解約をすると元に戻すことはできません

何らかの理由で解約をし、再び学資保険に加入しようと考える人もいますが、一度解約した学資保険は元の状態に戻すことができません。

これは、学資保険に限ったことではありませんが、一度解約をするとその時点で全て清算されることになります。

再度加入をするのであれば、新たな契約(新契約)として改めて告知や申込みが必要になりますので、仮に学資保険の加入年齢が過ぎていた場合には、学資保険に加入することができません。

契約者貸付で対応できることなのか、それとも、どうしても解約が必要なのか、解約については慎重に考えて行いましょう。(※契約者貸付とは

早期の解約では、解約払戻金がないことも

加入後1~2年で解約すると、実際に支払った保険料も少ないため、早期解約をした場合には解約払戻金が全くないか、あってもほんのわずかです。

全期前納の場合は保険料が戻ってきますが、あくまでも解約以降、契約が無効になった期間の保険料が戻ってくるだけで、それまで契約していた期間の返戻金はごくわずかです。

途中解約をすると、いくら返戻率の高い学資保険に加入していたとしても、元本割れという大きなリスクが伴いますし、元に戻せないというリスクもありますので注意が必要です。


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