子どもが生まれる前から加入できる学資保険

保険は、加入する人の健康状態や職業などを総合的にみて、引受する・しないを保険会社が判断するものですが、学資保険の場合は、子どもが生まれてから加入する保険と、出産前でも加入できる保険の2種類があります。

もちろん、生まれてから契約する場合には、子どもの健康状態などを勘案して契約をする事になりますが、出産前は被保険者(赤ちゃん)の健康状態を確認する事ができませんので、加入できる保険の種類が限定されます。

しかし、子どもが生まれると何かと忙しくなりますし、特に初産の場合は、将来の事より毎日の子育てが忙しく、保険をじっくり比較したり話し合ったりする余裕がなくなる人もいますので、子どもが生まれる前に加入しておくという選択肢もあります。

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出産前の学資保険は「貯蓄重視型」が一般的

子どもがお母さんのお腹にいるうちに契約できる学資保険の場合、被保険者(赤ちゃん)の健康状態を調べられないこともあり、医療保障や死亡保障付の学資保険には加入できない事が多くあります。

また、加入できたとしても、出生後に再告知をするなどの条件が付くことになり、二度手間になってしまいますので、保障重視型の学資保険を選択する場合には、子どもが誕生してから加入することをお勧めします。

ですが、貯蓄重視型の場合には、医療保障や死亡保障が付帯されていない事もあり、子どもの身体的告知がないことが多いため、胎児であっても問題なく加入する事ができます。

ただし、出産予定日より140日以内でなければ加入できないなど、保険会社ごとに条件があります。

自分が子どものために加入しようとする学資保険が、保障重視型、貯蓄重視型のどちらなのかをしっかりと確認し、胎児加入の条件なども合わせて比較しましょう。

出産後に子どもの名前を届けましょう

保険には、「契約者」と「被保険者」の氏名が必要になりますが、生まれる前の赤ちゃんは、名前がまだ決まっていない状態で加入できます。

そのため、子どもが生まれて名前が決まった時点で、速やかに保険会社へ名前を届けなければいけません。

また、出産前に加入したものの、流産や死産になってしまったときは、契約が成立しなかったものとして、支払った保険料が返還されます。


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