こんな学資保険には入ってはいけない!

学資保険といっても、様々な保険会社が、様々なタイプの学資保険を販売していますので、選ぶ側もどれを選んだらよいのか悩んでしまいます。

基本手には保障重視型、貯蓄重視型の2種類の保険があり、それぞれのタイプを各社でアレンジしているにすぎません。

でも、だからと言って、どこの保険会社で加入しても失敗しないわけではなく、各家庭の生活状況や将来設計によってきちんと選ぶ必要があります。

教育資金を貯めることだけを目的とするならば、保障付きで返戻率の低い保険・元本割れする学資保険には入るべきではありません。

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学資保険は216万円を基準に選ぶと良い?!

学資保険に関わらず、お金を貯める・増やす場合には、元本割れしないことを条件に選ぶ人が多いです。学資保険は子供の教育資金を貯めるためにあるものですから、元本割れをしてしまっては本末転倒になってしまいますし、当然のことだと思います。

しかし、元本割れするかしないかだけで、後は何でも良いというわけでもありません。

では、どのように考えたらよいかと言うと、生まれてから18歳になるまでの期間を基準に考えると良いです。

0歳から18歳になるまでには、216か月かかりますので、毎月1万円を貯金すると単純に216万円貯まる事になります。

この216万円を基準に考え、毎月1万円以上の保険料を支払っているにも関わらず、200万円しか受け取ることができない学資保険であれば、銀行で貯金をしておいた方が良いという事になります。

逆に、毎月9000円の保険料を支払って、216万円が満期金で受け取れるような学資保険であれば、学資保険に加入した方が良いという事になります。

つまり、216万円を基準に考えると、教育資金として損か得かを見極めやすくなります。

考え方は色々ありますが、元本を割ってしまう学資保険なら、本来の貯蓄という目的からは外れてしまいますので、加入を控えるという選択肢も必要です。

逆に、支払総額よりも多くなる学資保険であれば、教育資金準備だけでなく資産運用として考えてもメリットが大きくなりますので、加入をすると良いでしょう。

教育資金は、子供の将来がかかった大切なお金ですので、216万円を基準に、あるいは各ご家庭の基準を設けてしっかりと考えてみてください。


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