契約者・保険金受取人は父親か?母親か?

学資保険は、契約者が父親か、母親か、によっても保険料が変わります。

多くのご家庭では、父親名義で契約をする風習がありますが、保険料だけを考えた場合は、母親で契約したほうが保険料が安くなります。

父親と母親、どちらにもメリットとデメリットがありますので、それぞれの生活スタイルに合った学資保険に加入すると良いでしょう。

スポンサードリンク

父親が契約者・受取人になるメリット・デメリット

 メリット
・育英年金特約や保険料払込免除特約を付帯することによって、父親に万一のことが
 あった場合に残された遺族の経済的負担を減らすことができる

 デメリット
・平均寿命が女性より短いため、母親が契約者の場合より保険料が高くなる


育英年金や払込免除特約などは、父親が契約者の場合に付帯するケースが多いです。
父親が契約者になると確かに保険料は高くなりますが、父親(契約者)に万一のことがあった場合に、特約を付けることによって残された家族の経済的負担を減らすことができます。

母親が契約者・受取人になるメリット・デメリット

 メリット
・父親よりも平均寿命が長いため、母親で加入したほうが保険料が安くなる
・契約できる年齢が、男性は満18歳から、女性は満16歳からになっている場合が多いため、
 男性より2年早く契約を開始することができる

 デメリット
・母親に万一のことがあった場合でも、父親が仕事をしている家庭が多く経済的な心配が
 少ないことから、育英年金特約や保険料払込免除特約を付帯すると保険料が無駄になっ
 てしまうことが多い


母親が契約者の場合、父親に比べて保険料が安くなるというメリットがありますが、平均寿命が長い女性の場合、保険料払込免除特約をどうするかを判断しづらく、特約にかかる保険料が過剰負担になる可能性もあります。

各ご家庭の生活スタイルに合った学資保険を

保険料だけをみて契約者を母親にした場合、父親に万一のことがあっても保険料を支払い続ける必要があり、母親の経済状況によっては家計にかかる負担が大きくなります。

反対に、家計を主に支えている人が母親だというご家庭もあるでしょう。

父親、母親のどちらが契約者・受取人になるかについては、各ご家庭の生活スタイルにあわせてしっかりと検討する必要があります。


スポンサードリンク

関連おすすめ記事

このページの先頭へ