終身保険が学資保険の代わりになるの?

学資保険に加入できない年齢になっても、子供の教育資金を準備したいと考える親はたくさんいます。そんな時、学資保険や預貯金ではなく、終身保険を活用している人がいる事をご存じでしょうか。

最近の終身保険には「低解約払戻金型終身保険」というタイプの終身保険があり、通常の終身保険よりも解約払戻金は少ないものの、保険料支払期間を過ぎると元本以上の払戻金があるタイプの終身保険があります。

では、この終身保険がどうして学資保険の代わりになっているのでしょうか。本当に終身保険が学資保険の代わりになるのか、みていきましょう。

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低解約払戻金型終身保険とは?

終身保険の新型である「低解約払戻金型終身保険」とは、一般の終身保険と比べて保険料を払い込んでいる期間の払戻金は少ないですが、払い込みが終わった後の解約返戻金が元本以上になるという終身保険です。

例えば、60歳まで保険料を払う低解約終身保険の場合、60歳までの間は通常の終身保険の7割程度の解約返戻金になっています。

それが60歳になり保険料の支払いを終えた次の月から、返戻率が100%を超えるようになり、65歳くらいには110%以上の返戻率になります。(返戻率については、加入年齢、保険会社、加入保険金額などによって異なります)

払込年齢も、5年、10年、55歳、60歳、65歳など、保険会社によって異なりますので、加入を検討する際は、各保険会社に問い合わせをして確認しましょう。

短期払い(5年、10年)なら学資保険の代わりになります

低解約払戻金型終身保険の中でも、5年払い、10年払いという短期間の払込のプランであれば、学資保険の準備として活用することが可能です。

もちろん、期間が5年、10年と短い分、預かった保険料を運用する期間が短いため、急激なお金の増加にはなりませんが、元本割れしない程度に貯めるのであれば十分活用できます。

保険会社によっては返戻率が3~7%増加するケースもありますので、加入する際は十分に保険会社ごとの比較をしてから決めることをお勧めします。

5年払い、10年払いの場合でも、60歳や65歳などの時期には120%程度になりますので、その点も各保険会社へ確認をし、一番増加率の高い保険会社を選択するとよいでしょう。


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